行政書士、ときどきウサギ。

こんばんは。
浜松市中区伝馬町の交通事故後遺障害専門行政書士、鶴見です。

昨日までの３連休。各地で成人式が行われました。
新成人の皆様、おめでとうございます。

20歳になると、飲酒・喫煙をはじめ、未成年ではできない色々なことができるようになります。

一方、保護者に文字通り「護られて」いる未成年の頃とは違い、自分で起こした事の責任は自分で負わなければならない、という重い責任が付きまといます。
岡山県で新成人が成人式の後、酒気帯び運転でひき逃げ事故を起こし逮捕される事件が起こりましたね。

交通事故の賠償金。なかなかイメージするのは難しいと思います。
岡山県で起こった事故についての記事を読むと、被害者は「首や腰に軽い怪我を負った」とあります。
その「軽い怪我」をさせたことによって、加害者はどれくらいの賠償金を払うことになるのでしょう。

最終的な金額は事案によって違いますし、具体的な計算や示談をするのは弁護士の専門領域ですので、行政書士として詳細な計算はしませんし、できません。
しかし入院・手術なしの場合でも数百万円のお金が動くことは現実にあり得ます。
もし自動車保険に加入していなかったとすると、その数百万円を払うのは自分自身です。

たとえ「軽い怪我」であっても、多額のお金を支払う義務が生じるということ。
そしてそれを払うのは（自動車保険が支払ってくれない限り）事故を起こしてしまった自分自身であるということ。

ということを、交通事故に関わる仕事をする人間として、新成人の皆様にお伝えしたいです。
責任は伴いますが、自由ってのは悪いもんじゃないです。

ウサギがエサを要求してくるので、この辺で失礼します。




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